
Paktor(パクトル)はシンガポール発の恋活・婚活マッチングアプリ。
アジア人気No.1を掲げているだけに、どんなアプリなのか気になっている人も多いのではないだろうか。
そこで本特集では
- Paktor(パクトル)の人気は本物?
- 海外のマッチングアプリは危なくない?
- Paktor(パクトル)を利用した人たちの口コミと評判
- Paktor(パクトル)で婚活できる?
といったトピックを中心に、Paktor(パクトル)の使い方やマッチング機能、また料金や安全性についても詳しく紹介しています。
Paktor(パクトル)は本当にアジア人気No.1なの?

アジア大人気No.1を豪語するPaktor(パクトル)だが、アプリの副題を見ると「利用者500万人突破」と書かれている。
利用者500万人を超えているマッチングアプリは、少なくとも日本に4サービスある。
それを考えると、アジア大人気No.1という肩書に疑問符がついてしまう。
果たして本当にアジア大人気No.1なのだろうか。
Paktor(パクトル)

Paktor(パクトル)の公式情報を確認したが、登録者数に関する情報は全くと言って良いほど公開されていなかった。
あるとすれば、先ほど紹介したAppstoreに掲載されている500万人くらいだ。
過去の記事に目を向けると、2016年~2018年あたりに1500万人、2000万人という数字が出ていたが、2025年現在、これを超える登録者数情報は一切確認できなかった。
Paktor(パクトル)は台湾発のマッチングアプリで、主に東南アジアを主戦場としている。
アジア圏での国際結婚を目指すならおすすめのマッチングアプリと言えそうだが、ネガティブな噂もチラホラ目にするので、まずは口コミの内容を吟味する必要がありそう。
Paktor(パクトル)の口コミとユーザー評判

Appstoreにおいては4.8点、Googleplayにおいては4.5点と、非常にレビュー評価が高いPaktor(パクトル)の口コミ。

見ての通り、圧倒的に★5評価が目立っている状況だが、参考になった口コミに目を向けると2番目に低評価口コミが表示されている。
しかも内容はなかなかにリアルで酷い。
お金を払ったばかりで、データが全部消された。どうしても戻られない。まるで詐欺だ。3800円返してください。
この口コミだけなら何らかのトラブルなのかもしれないと割り切れるが、他にも似たような口コミを複数確認できた。
一般的なマッチングアプリと比べると評価が異常に高く、逆に不安を抱く状況になっている。
古の口コミ釣り上げか?

過去の口コミを見ていると、「レビューがキャンセルと星5しか選べない」と書かれていた。
現在はそういった意図的な扇動はできないが、過去には「星5を付けた口コミを投稿すれば抽選で〇〇円が当たる!」といったキャンペーンが常時実施されていたので、そういった手法で評判をよく見せようとしていたのだろう。
Paktor(パクトル)の最新口コミは皆無

Paktor(パクトル)の口コミを「最新」でソートすると、1年以内の口コミは1件のみで、それ以外は2年以上前の口コミしかなかった。
古い口コミしかない点を見ても、口コミをリセットせずに高評価を維持しているようだ。
マッチングアプリでここまで口コミが無いという事は、アクティブなユーザーがほとんどいないという事でもある。
今からPaktor(パクトル)で本気で恋活・婚活するのであれば、一度立ち止まって考え直すべきなのかもしれない。
Paktor(パクトル)のマッチングシステム

アプリの紹介内容を見れば、Paktor(パクトル)がスワイプタイプのマッチングアプリであることは分かる。
とはいえ、具体的にどんなアプリなのか、どんなマッチングシステムがあるのか気になっている人も多いのではないだろうか。
これが実際のPaktor(パクトル)のアプリ内画面なのだが...

どこかで見たことがあると感じた人も多いのではないだろうか。
そう、Tinderと瓜二つなのだ。
しかもこのスワイプタイプの検索画面以外、マッチング機能らしきメニューは見当たらず、Paktor(パクトル)がビジュアル重視のマッチングアプリであることが分かる。
Paktor(パクトル)のその他メニュー

先ほどのアプリ内スクショに表示されているように、ホーム(スワイプマッチ)以外に、興味やboostといったメニューがあるが、いずれもマッチング機能ではない。
「興味」はTinderと同様、あなたに興味がある人と、あなたが「興味がある」に登録した人が表示されるだけで、「boost」は異性視点であなたが表示されやすくなるという有料機能。
日本のマッチングアプリと比べると機能が少なく、また一覧で検索表示することも出来ないので、本気で恋活・婚活するには不向きなマッチングアプリと言って良いだろう。
Paktor(パクトル)の使い方と仕様

Paktor(パクトル)のシステムはTinderとほぼ一緒だ。
これだけでおおよそのイメージが出来る人もいるだろうが、本記事をご覧になられている方の中にはTinderを使った事が無い、Tinderが分からないという人もいるだろう。
そういった方々に向けて、Paktor(パクトル)の使い方を簡単に説明しておこうと思う。
Paktor(パクトル)でマッチングするのは難しい
まず初めに、Paktor(パクトル)でマッチングするのは非常に難しい。
普通のマッチングアプリであれば、「いいね」を送ることでアピールすることが出来るが、Paktor(パクトル)の場合はいいねを送ってもお相手が有料会員でない限りそのアピールを確認することが出来ないのだ。

このように、異性から「いいね」を受け取っても、モザイクがかけられた状態で表示され、写真をタップしても課金画面に誘導されるだけ。
無料会員のままでマッチングするためには、スワイプで偶然この女性が表示され、あなたが「いいね」を押す必要がある。
逆に言えば、あなたが気になった異性がいたとしても、お相手から運命的に「いいね」を貰わないとマッチング出来ないのだ。
これがとにかく難しい。
マッチングする確率を上げるために、毎日いいねを押しまくっても、なかなかマッチングしないのが現実だ。
そもそも、Paktor(パクトル)はアジア圏で展開されているマッチングアプリであり、日本人の利用者が少ないという事を考えると、Tinder以上にマッチングすることは難しいだろう。
Paktor(パクトル)のサブスク料金

Paktor(パクトル)は月額定額のマッチングアプリ。
無料で利用できなくもないシステムだが、Tinderと同様に無料会員のままではまともにマッチングすらしないし、メッセージ送信にも限界があるので、実質的に有料会員になる必要がある。
日本では女性無料・男性有料が一般的だが、Paktor(パクトル)は男女共に有料になっており、しかも1ヶ月あたりの支払料金が非常に高い。
サービス不相応の料金設定と言って良いだろう。
Paktor(パクトル)の1ヶ月あたりの料金

【Paktor(パクトル)サブスクと料金】
・1ヶ月プラン ⇒ 5,400円/月
・6ヶ月プラン ⇒ 15,000円(2,500/月)
・12ヶ月プラン ⇒ 25,000円(2,083/月)
6ヶ月プラン、12ヶ月プランになれば現実的な料金になるが、1ヶ月プランは5400円という驚きの料金設定になっている。
ここまでに紹介してきたように、Paktor(パクトル)の口コミの投稿数を見てもアクティブユーザーが少ないのはほぼ確実であり、機能面でも他社マッチングアプリに劣っている。
加えて女性も有料という事を考えると、男性割合が圧倒的に高い可能性があり、マッチングアプリとしての評価はかなり低い。
また、口コミで多数投稿されていたサブスク解除のトラブルを考えると、5400円もの月額料金を支払ってまで有料会員になるメリットは少なそうだ。
Paktor(パクトル)の運営会社は信頼できる?

Paktor(パクトル)は「安心・安全」を掲げているが、日本のマッチングアプリと比べると運営会社への不安を感じざるを得ない。
- 課金ありきなのにアプリ内に運営会社情報が無い
- 公式サイトにも運営会社情報は無し
日本の法律に照らし合わせて考えると、運営情報の未掲載はかなりヤバいマッチングアプリと言って良いだろう。
Paktor(パクトル)は台湾発のマッチングアプリなので、日本の法律に迎合していないのは仕方がないが、国際的に見ても運営会社の情報掲載が無いサービスは信用できないと考えて良い。
一応、Paktor(パクトル)の運営会社を調べると「Paktor Pte. Ltd」と出てくるし、関連情報はいろいろ出てくるのだが....
- ここ数年、軽微な修正はあるがアップデートは無し
- 10年前から会員登録者数の情報が1500万人で止まっている
という現状を踏まえ、総合的に考えると安心して利用できるマッチングアプリとは言いづらく、おすすめも出来ない。
Paktor(パクトル)の総合評価

アジア大人気No.1を掲げていたPaktor(パクトル)だが、本当にNo.1かどうかは疑問符が残る。
今回Paktor(パクトル)を調べてみて強く印象として残ったのは、運営会社の適当さだ。
上のアイキャッチにある女性たちだが、上から2人目の女性の名前が「タカアキ」になっているし、AppstoreやGoogleplayの日本語訳も数年間更新が無い状態で放置されている。
何より、運営会社の情報がアプリ内に掲載されておらず、「信頼できないアプリ」と判断せざるを得ない。
国際結婚したい!といった特別な事情があったとしても、おすすめしたいアプリとは言い難い。